分析の生産性を向上する新しい流路制御技術。さらに、専用のソフトウェアで複雑な分析条件の検討を強力にサポートします。

カット
システム
切替
システム
分岐
システム
フラッシュ
高精度に分離するハートカットシステム
Advanced Flow Technologyの1つ「ハートカットシステム」は、 特定成分を切り出すカラムスイッチング技術です。
1本目のカラムで分離した後、より精密に分析したい成分だけを性質の異なる2本目のカラムと検出器に導入して、さらに分離・検出を行います。
その秘密は、1本目のカラム出口に接続したマルチディーンズスイッチング方式を採用したスイッチング素子による精密な圧力制御


マルチディーンズスイッチング方式を採用したスイッチング素子による精密な圧力制御


圧力制御を簡単に行うことが可能な専用ソフト
- 日本国特許第5023984号:
- ユーザーが入力した各種パラメータから、スイッチング回収率を自動計算する技術。スイッチング回収率(第1カラムを通過した成分のうち、目的とする検出器または第2カラムに流れる割合)を確認しながら、各種パラメータの設定をすることができます。
- 日本国特許第4872901号:
- 2つのGC装置の動作を連動する。
- 日本国特許4548139号:
- ユーザーが設定した2回目の分析条件に関する情報を、クロマトグラム上に表示する。
- 日本国特許4655661号:
- クロマトグラム上でダブルクリックするだけでスイッチング区間が設定できる。

- 分析例:
- バイオエタノールの高速分析例
分析生産性を向上する検出器切替システム
分析目的や対象にあわせて、使用するべき検出器の種類は異なります。
Advanced Flow Technologyの1つ「検出器切替システム」は、カラムから溶出した成分を複数の性能の異なる検出器に振り分けて検出する方法です。
その秘密は、1本目のカラム出口に接続したマルチディーンズスイッチング方式を採用したスイッチング素子による精密な圧力制御


マルチディーンズスイッチング方式を採用したスイッチング素子による精密な圧力制御


圧力制御を簡単に行うことが可能な専用ソフト
- 日本国特許第4655661号:
- クロマトグラム上でダブルクリックするだけでスイッチング区間が設定できます。

- 分析例:
- 農薬の分析例
分析の生産性を向上する、同定精度を上げる検出器分岐システム
分析目的や対象によって、使用するべき検出器の種類は異なります。
Advanced Flow Technologyの1つ「検出器分岐システム」は、複数の検出器に同時に分離成分を送る方法です。


その秘密は、カラムの下流に接続した分岐素子による圧力制御

- 1 流路分岐素子 :
- サンプル通過部にデッドボリュームの影響を低減する形状を採用、内面に不活性化処理(日本国特許第5521293号)
- 2 抵抗管 :
- 抵抗管の内径は3種類。使用する抵抗管の内径、長さの組合せによって、分岐比を調整可能
- 3 抵抗管、カラム接続部品
- 4 APC:
- 検出器分岐部のガス圧力を制御する
設定を簡単に行うことが可能な専用ソフト
抵抗管の内径、長さの設定を変更しながら分岐比率確認、条件検討が可能

分析時間を短縮するバックフラッシュ
分析目的や対象によって、使用するべき検出器の種類は異なります。
Advanced Flow Technologyの1つ「バックフラッシュ」は、目的化合物が検出された後、キャリアガスを逆流させてカラム中や試料気化室中から不要な成分を追い出す方法です。これにより、分析時間を短縮して次の分析を速やかに開始することができます。
その秘密は、カラムの下流に接続したバックフラッシュ素子による圧力制御
バックフラッシュ素子と試料気化室の圧力制御




圧力制御を簡単に行うことが可能な専用ソフト
- 日本国特許第5521293号:
- ユーザーが設定したバックフラッシュ時間から圧力制御プログラムを自動作成する技術。
