特集論文
深層学習によるX線TVシステムアプリケーション効率化の試み
島津評論 80〔1・2〕 59~64 (2023)
要旨
近年のAI技術の発展に伴い,画像処理技術は急速な進歩を遂げている。島津製作所医用機器事業部では,医用画像装置のユーザビリティ向上や撮影画像の高画質化,検査ワークフローの改善を目指し,AI技術の開発・導入を積極的に進めてきた。本稿では,X線TVシステムSONIALVISIONTM G4に搭載しているトモシンセシスアプリケーション T-smartTM と骨密度(Bone Mineral Density,BMD)測定アプリケーションSmartBMDを対象に,X線TVシステムアプリケーション効率化の試みを紹介する。
医用機器事業部 技術部
*島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。