島津評論 Vol.79[3・4](2022)
特集 次世代モビリティ

特集論文

自動車モーターのアンバランス測定 バランシングマシンの原理と特長

吉川 武志荒砂 元貴小寺 啓介梶川 厚史

島津評論 79〔3・4〕 147~154 (2022)

要旨

島津産機システムズのバランシングマシンは自動車に搭載されているモーターや回転体(ワーク)に対して数多くの実績をもち,顧客満足度も高くリピート機の受注が多い。また,その知識と経験を生かし,産業機器や家電向けのバランシングマシンにも応用を利かせ,幅広い分野で活躍している。
本稿ではバランサの原理,自動車に搭載されている実績ワークに対するバランシングマシン,次世代向けである EV (電気自動車)用ローターを対象とした自動修正機付きバランス測定機の特長を説明する。


島津産機システムズ株式会社

*島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。