島津評論 Vol.76[3・4](2019)
特集 医用画像機器

特集論文

SONIALVISION™ G4 LX editionの開発

齊藤 祐1山下 義徳1新谷 鋭一1田中 雅大1山本 淳也1猪股 修一1渥美 圭大1宮島 隆大1平井 十磨1佐久間 淳1渡 友美1武藤 実由1原田 禎之1

島津評論 76〔3・4〕 79~83 (2020.3)

要旨

島津製作所は大視野FPD(Flat Panel Detector)を搭載した透視撮影システムSONIALVISION G4を販売してきた。今回,次のような新機能を追加したSONIALVISION G4 LX edition を開発した。
 (1)透視のさらなる低被ばく,高画質化を実現する新画像処理エンジン
 (2)胸腹部の立位撮影を可能にするSID(X 線焦点-受像面間距離)1.8 m タイプ透視台
 (3)一般撮影検査のワークフローを改善するワイヤレス撮影FPD


1医用機器事業部 技術部

*島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。