島津評論 Vol.75[3・4](2018)
特集 先端技術開発

特集論文

LC用イオンモビリティ検出器の開発

今津 亜季子1有田 義宣1安野 元英2田中 宏3土生 俊也4湯浅 善仁5小河 潔1

島津評論 75〔3・4〕 157~165 (2019.3)

要旨

高感度で汎用な液体クロマトグラフ用検出器として,イオンモビリティ技術を用いた新しい検出器を開発した。この装置は,迅速にイオンを形状で分離するという特長を持ち,幅広い試料に対する高感度な分析が期待される。開発した装置の評価のため,感度と分解能を測定し,最終的にカフェインの感度30 pg,スクロースのモビリティ分解能70を達成した。また,幅広い化合物に対しても高い感度が得られた。


1基盤技術研究所 電子・イオンユニット
2基盤技術研究所 バイオインダストリーユニット 博士(工学)
3分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 LC ビジネス ユニット
4分析計測事業部 X線/ 表面ビジネスユニット
5総合デザインセンター 設計推進ユニット

*島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。