特集論文
カルニュー精密屈折計KPR-3000
島津評論 71〔1・2〕 85~93 (2014.9)
要旨
Vブロック式を採用した精密屈折計のフラッグシップ機となるKPR-3000を開発した。使い勝手の良さと高精度測定の両立を図るために,光学系を含むすべてを新設計としている。その結果,かつてない精度を,歴代最小のサイズに収めることができた。
本稿では屈折率測定法の概要と屈折率測定における留意点を示した上で,KPR-3000の特長および屈折率の測定例について紹介する。
1株式会社島津デバイス製造
2デバイス部光学ビジネスユニット
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。