特集論文
高輝度青色ダイレクトダイオードレーザ
島津評論 71〔1・2〕 11~16 (2014.9)
要旨
レーザ加工機向け光源として,出力10W以上波長450nmの高輝度青色ダイレクトダイオードレーザ(BDDL)を開発した。空間多重方式による光出力合成により,コア径100µmの光ファイバから50Wを出力する世界トップクラスの高輝度を実現した。BDDLの波長帯では,赤外光に比べて銅や金などの高反射材料への光吸収率が高いため,従来のCO2レーザ(10µm)や赤外半導体レーザ(780nm~1µm)よりも高精度・高スループットかつ低消費電力での加工が期待できる。
1デバイス部センサ・デバイスビジネスユニット
2デバイス部センサ・デバイスビジネスユニット博士(理学)
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