特集論文
近赤外光イメージング装置SMARTNIRSの開発
島津評論 70〔1・2〕 65~71 (2013.9)
要旨
近赤外光を用いて脳活動を計測するfNIRS(functional Near-infrared Spectroscopy)は,さまざまな研究分野で使用されてきた。医学分野においても,リハビリテーションや精神科領域などを中心に臨床応用が進んでいる。著者らはさまざまな臨床分野に対応するために,従来装置と比較し計測機能を高機能化し,ルーチン処理をより簡単に行えるような処理機能を備えた新型のfNIRSとして,近赤外光イメージング装置SMARTNIRSを開発した。
1医用機器事業部 技術部
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。