島津評論 Vol.70[1・2](2013)
特集 医用画像機器

特集論文

外科用X線テレビジョン装置OPESCOPE ACTENOの開発

高村 祥司1岡本 剛1金澤 伸典1高柳 剛1森 慎一郎1田中 良明1渥美 圭大1豊田 敏豪1若山 直彦1清水 達也2服部 充宏2

島津評論 70〔1・2〕 11~16 (2013.9)

要旨

外科用X線テレビジョン装置OPESCOPEの新しいシリーズとしてACTENOを開発した。従来のOPESCOPEシリーズはケーブルレス,Cアーム全動作手動,15フレーム毎秒の高速パルス透視によ り低被ばく・高画質・スピーディな操作を実現している。ACTENOはOPESCOPEシリーズの機能に加えて100万画素TVカメラを標準搭載し,バーチャルコリメー ションによるさらなる線量低減,リアルタイム線量表示により線量管理機能を強化,管球- I.I.(Image Intensifier)距離の拡張により操作性の向上を実現した。


1医用機器事業部 技術部
2医用機器事業部 グローバルマーケティング部

※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。