特集論文
水分計を使用した各種食品の水分率測定について
島津評論 69〔1・2〕 97~109 (2012.9)
要旨
水分計は天びんの上部にヒータを配置し,試料にヒータからの輻射熱を照射して乾燥させ,その乾燥前と乾燥後の質量変化量を水分とみなして,水分率を測定する装置である。
食品における水分率測定の多くは上記の乾燥減量法と呼ばれる方法で行われている。
本稿では島津製作所で開発した水分計MOC63uを使用して食品の水分率を測定する方法について紹介する。
1分析計測事業部天びんビジネスユニット
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。