特集論文
テクスチャーアナライザEZ-SXによる食感評価
島津評論 69〔1・2〕 79~84 (2012.9)
要旨
サクサク感,もちもち感,噛みごたえなど人が食べ物を食べたときに感じることができる食感は,味やにおいとともに食品のおいしさに影響を与える重要な要素の一つである。食感は官能試験によって評価されることが多いが,官能試験の場合,人の感覚の個人差や体調などにより再現性の難しさが伴う。本稿では,官能試験をサポートするのに必要な,食感を定量的な数値として測定することができるテクスチャーアナライザEZ-SXについて述べる。
1分析計測事業部グローバルアプリケーション開発センター
2分析計測事業部営業統括部
3分析計測事業部試験機ビジネスユニット
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。