特集論文
フライトコントロールシステムの開発
島津評論 68〔3・4〕 121~127 (2012.3)
要旨
島津製作所は航空機のフライトコントロール分野において,搭載機器の開発業者としての参入に始まり,現在では制御を含めたフライトコントロールシステムのシステムサプライヤとしての地位を築くに至っている。本稿では,フライトコントロールシステムの開発例として,防衛省の次期固定翼哨戒機(XP-1)/ 次期輸送機(XC-2)の高揚力システム,ボーイング747-8型機の後縁フラップ系統構成品および XP-1/XC-2のスタビライザ操舵システムについて紹介する。
1航空機器事業部 技術部
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。