特集論文
救難飛行艇向け目標位置指示装置の開発
島津評論 68〔3・4〕 109～112 (2012.3)
要旨
防衛省海上自衛隊にて，海難事故等での救難活動を目的に，飛行機と船の両方の特徴を有し，陸上だけでな く海上にも着水可能な救難飛行艇(USー1A，USー2)が運用されている。その救難飛行艇(USー1A(9090号機)，USー2)において，島津製作所が開発した簡易型ヘルメット・マウン テッド・ディスプレイ(Helmet Mounted Display)の目標位置指示装置(Survivor Position On Target)が救難活動に貢献している。その概要を紹介する。
1医用機器事業部 技術部
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。