特集論文
fNIRS研究の新展開
島津評論 68〔1・2〕 73~77 (2011.9)
要旨
著者らが参画している機能的近赤外分光法(functional Near-Infrared Spectroscopy, fNIRS)を用いた以下の二つの最新プロジェクトについて紹介する。
・文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発」
・文部科学省イノベーションシステム整備事業 地域イノベーション戦略支援プログラム(グローバル型)富山・石川地域「ほくりく健康創造クラスター」広汎性発達障害の診断・治療・経過観察総合システムの開発
前者はNIRSとEEG(脳波計,Electroencephalograph)との同時計測,後者はNIRSとMEG(脳磁計,Magnetoencephalograph)との同時計測である。開発状況と将来展望について述べる。
1医用機器事業部 技術部
2医用機器事業部 技術部 博士(医学)
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。