特集論文
診療所向け電子カルテシステムSimCLINIC T3
島津評論 68〔1・2〕 65~72 (2011.9)
要旨
従来医師が紙で作成し保存していた診療録をコンピュータに入力して保存する電子カルテシステムは,生体検査の数値情報やX線,内視鏡などの画像情報を保存するデータファイリングシステムと連携することで,より使いやすくなり医院の中核的な情報システムとしての役割を果たすようになってきた。著者らは,従来製品である「SimCLINIC-II」の機能,連携,接続実績をそのままに,操作性を向上させるためのデザイン刷新,および更なる機能追加を行った診療所向け統合型電子カルテとして「SimCLINIC T3」を開発した。
1医用機器事業部 技術部
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。