特集論文
海外・汎用CVS装置『BRANSIST alexa』の開発
島津評論 68〔1・2〕 17~21 (2011.9)
要旨
BRICsを含む準先進国・新興国において,血管撮影システムは従来のI.I.(Image Intensifier)搭載からFPD(Flat Panel Detector)搭載へ急速にシフトしていくことが予想される。この海外・汎用市場に適した新型FPD搭載血管撮影システム『BRANSIST alexa』を開発した。本システムは以下のような特長を有する。
- 複数の診療科での使用に適した視野サイズ
- 輸送・使用環境条件の緩和
- 省スペース・省電力
- 据付調整の簡便化・自動化
- 高級機システムで培った画像処理およびアプリケーションを搭載可能な拡張性
1医用機器事業部 技術部
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。