島津評論 Vol.67[3・4](2010)
特集 エネルギー・環境

特集論文

水道水質基準の測定について

中川 勝博1橋本   晋1田中 幸樹1星   大海1田中美奈子1安保 寛一1小林まなみ1

島津評論 67〔3・4〕 181~198 (2011.3)

要旨

日本の水道水水質基準については,平成15年度制定された50項目について逐次改正が行われている。本報ではこれらの水道水水質基準のうち原子吸光光度計(AAS),誘導結合プラズマ発光分光分析計(ICP-AES),イオンクロマトグラフ(IC),液体クロマトグラフ(HPLC),ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS),紫外可視分光光度計(UV)と全有機体炭素計(TOC)を用いた分析法について述べた。装置の特長を生かした方法も含め解説した。


1分析計測事業部 応用技術部

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