島津評論 Vol.65[1・2](2008)
特集 食品の安全と品質評価

特集論文

糞便直接RT-PCR 法によるノロウイルス検出
―Ampdirect Technology ノロウイルス検出試薬キットについて―

中山博之1児嶋浩一1白崎良成1外池宏司1二宮健二1四柳雄一2山根真由1西村直行1

島津評論 65〔1・2〕 47~54 (2008.9)

要旨

著者らは,RNA 分解酵素の失活とウイルスからのRNA 抽出を同時かつワンステップで行う糞便処理法,およびAmpdirect 技術(生体物質由来の遺伝子増幅阻害を抑制する)を組み合わせた簡便なノロウイルスRNA増幅・検出法を開発し,そのキット化に成功した。
本キットを用いたノロウイルス検査は,厚生労働省通知法と同等の感度および特異性を有し,かつ検査効率が飛躍的に簡便になるため,検査現場においてきわめて有用である。


1分析計測事業部ライフサイエンス事業統括部バイオ・臨床ビジネスユニット
2分析計測事業部マーケティング部
※所属名は論文作成時のものです。

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