島津評論 Vol.64[1・2](2007)
特集 センサ・デバイスと機能素子

普通論文

カルニュー精密屈折計KPR-2000

松枝 義勇1山田勝人1清水健一郎1村沢秋利1金田良平1岩崎江美子1近藤直哉1木下律志1澤柳伸彦1岩井信之2

島津評論 64〔1・2〕 85~93 (2007.9)

要旨

Vブロックプリズムを用いた精密屈折計KPR-2000を開発した。高分解能ロータリーエンコーダを備えたサーボモータを用いて±0.00003の屈折率測定精度を達成している。本稿では屈折率測定の概要と測定上の留意事項について論じ,KPR-2000の特長を述べる。


1株式会社島津デバイス製造
2民生品部
※所属名は論文作成時のものです。

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