特集論文
島津ダイナミック超微小硬度計DUH‐211とその測定例
島津評論 63〔3・4〕 201~209 (2007.3)
要旨
島津製作所では新しい試料表面の硬度特性評価装置として,圧子の試料への侵入量から硬さを求めるダイナミック超微小硬度計を開発してきた。近年,本方法は硬さのみならず材料試験法として注目されている。このような中,本製品関連の規格化が行われており,今回本規格の評価法(ISO14577‐1:2002 Annex A試験力・くぼみ深さのデータセットから求める材料パラメータ)に対応したDUH‐211を開発した。
本稿では,DUH‐211の主な機能と測定例について述べる。
1分析計測事業部 試験機ビジネスユニット
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。