特集論文
汎用超音波診断装置sarano
島津評論 63〔3・4〕 189~194 (2007.3)
要旨
超音波が医学的診断領域に適用されて50年が経過し,現在では超音波診断装置は臨床現場に広く普及している。著者らは検出能力の向上,患者診断効率の向上を目標に,超音波診断装置saranoを開発した。この装置は,最新の高速FPGAを採用し,パラレル受信が可能なビームフォーマ,デジタル演算処理,デジタル画像処理回路を装備し高性能化を果たした。またLinuxをベースとしてDICOM接続など画像転送も容易にでき,さらに将来のアップグレード性を強化した。
1医用機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。
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