特集論文
一般撮影オートポジショニングシステムの開発
島津評論 63〔3・4〕 155~160 (2007.3)
要旨
X線一般撮影は,一日あたりの撮影件数も多く高いスループットが要求される。一方,撮影時の部位に応じてX線管の複雑な位置決めが必要となり操作者に大きな負担となっていた。そこで,一般撮影のワークフローを改善させるため,システムとしての連動機能を充実させた「一般撮影オートポジショニングシステム」を開発した。このシステムの主な特長として,オーダされた撮影条件に応じて最適な位置にX線管を自動位置決めするオートポジショニング機能を実現した。
1医用機器事業部 技術部
2医用機器事業部 マーケティング部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。