特集論文
FPDシステムにおけるアプリケーションの開発
島津評論 63〔3・4〕 141～148 (2007.3)
要旨
2003年，FPD（フラットパネルディテクタ）を搭載したX線システム（島津Safireシリーズ）を開発して以来，著者らはFPDのX線センサとしての優れた特性を利用して，様々なアプリケーションの開発に注力してきた。FPDは空間分解能が高い，ダイナミックレンジが広い，画像に歪みが無いなど，従来のX線センサには見られない優れた特徴を有する。この優れた特徴が従来不可能であったアプリケーションの開発を可能にした。本稿では，その開発状況について報告する。
1医用機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。