特集論文
新デジタルラジオグラフィー装置搭載
SonialvisionSafireIIシステムの開発
SonialvisionSafireIIシステムの開発
島津評論 63〔3・4〕 127~132 (2007.3)
要旨
島津製作所では,17インチ直接変換方式FPD “Safire"を透視撮影台に搭載したX線TVシステムを発売してきた。今回,FPDの特性をさらに生かすため,デジタルラジオグラフィー装置と高電圧発生装置を新規開発し,以下の特長をもつ新しいシステムを開発した。
- 17インチ視野で,最大2880×2880マトリックスのFPDのオリジナルマトリックス画像収集および画像処理
- シリアル撮影モード(最高15 fps),トモシンセシス撮影モード(最高30 fps)での高速撮影
- 汎用PCをベースとし,操作性を向上したデジタルラジオグラフィー装置
1医用機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。