島津評論 Vol.61[3・4](2004)
特集 医用画像機器XIII

特集論文

汎用カラー超音波診断装置 SDU-1200XPlus/SDU-2200XPlusの開発

岩崎雅樹1辻井貫也1安藤昌人2増田善紀1八久保敬弘1清水 豊1

島津評論 61〔3・4〕 219~224 (2005.3)

要旨

カラー超音波診断装置は生体の組織診断,機能診断,血流動態の把握を非侵襲的に診断可能な装置として広く臨床現場に普及している。著者らは検査能力の向上をめざし,汎用カラー超音波診断装置SDU-1200XPlusとSDU-2200XPlusを開発した。SDU-1200,SDU-2200をベースにして,ハーモニック画像の改善,IMT機能の強化,トランスクラニアル診断対応等の機能強化を行った。また,OSをWindows NTからWindows XPに変更することで,Plug & Playに対応し,より新しいオプション類に対応するとともに,アップグレード性の強化も行った。


1医用機器事業部技術部
2医用機器事業部マーケティング部
※所属名は論文作成時のものです。

※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。