島津評論 Vol.61[3・4](2004)
特集 医用画像機器XIII

特集論文

外科用X線テレビジョン装置 新OPESCOPEシリーズの開発

中川 章1高村祥司1中原忠彦1菱田倫匡1岡本 剛1平垣圭一1八木寛朗1清水達也2

島津評論 61〔3・4〕 187~194 (2005.3)

要旨

外科用X線テレビジョン装置 OPESCOPEの新しいシリーズとして,PLENOとACTIVOを開発した。PLENOは100万画素CCDカメラおよび専用の画像処理ユニットを搭載したDSA撮影が可能な装置であり,ACTIVOは標準では8フレームメモリのみを搭載した整形向けの装置である。
PLENO,ACTIVO両機種とも,従来のOPESCOPEで定評のあった,ケーブルレス,Cアーム全動作手動に加え,15フレーム毎秒の高速パルス透視の実現により低被曝,高画質,スピーディな操作性を実現した。


1医用機器事業部技術部
2医用機器事業部マーケティング部
※所属名は論文作成時のものです。

※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。