特集論文
インバータ式X線高電圧装置 UD150-40シリーズの開発
島津評論 61〔3・4〕 181～186 (2005.3)
要旨
X線単純撮影のワークフローに応じて操作性を向上したX線高電圧装置UD150B-40，UD150L-40，UD150L-40F，UD150L-40Eを開発した。これらの装置は，いずれも検査の流れに従って正面や側面の撮影条件が順次呼び出されるアドバンスト・アナトミカルプログラム（アドバンストAPR），粗調整と微調整が自在に行えるハイブリッドダイヤル（キー）などを装備し，スループットの向上を図った。また，被曝線量への関心が高まるなか，撮影条件から患者皮膚面の入射表面線量を計算してコンソール上に表示する機能を実現した。
1医用機器事業部技術部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。