島津評論 Vol.61[1・2](2004)
特集 ライフサイエンス

特集論文

Xciseによるタンパク質同定の実際

横溝義男1安藤英治2Matthew McKay3Thiri Winn3Alamgir Khan3Xiaomin Song3Andrew Gooley3

島津評論 61〔1・2〕 11~23 (2004.10)

要旨

近年,生体の生理機能の中心的な役割を担うタンパク質を網羅的に同定し機能解析するプロテオーム解析が行われている。これによりゲノムの機能が明らかになり,生体機能のメカニズムや疾病の原因が系統的に解明され,バイオマーカの特定や創薬に役立つと期待されている。Xciseは,タンパク質を分離する二次元電気泳動ゲルを処理してMaldi‐TOF分析するためのサンプル調製を行う。煩雑なサンプル処理を装置化することにより,多数のタンパク質を簡単にしかも迅速に処理することができ,プロテオームの解析作業を省力化することが可能である。


1分析計測事業部 ライフサイエンス研究所
2分析計測事業部 ライフサイエンス研究所 薬博
3Proteom Systems,North Ryde,Sydney,NSW,Australia
※所属名は論文作成時のものです。

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