普通論文
パイ電子系巨大分子の合成とMALDI‐TOF質量分析による
キャラクタリゼーション
キャラクタリゼーション
島津評論 58〔3・4〕 151~155 (2002.3)
要旨
近年,数多くのパイ電子系人工巨大分子の化学合成が可能になってきた。特に一定の分子量と形状を有する人工巨大分子はユニークな性質を示し,分子エレクトロニクス材料への応用の観点から注目を集めている。ここでは,上記研究の現状を概略説明し,同研究分野におけるMALDI‐TOF質量分析の果たす重要な役割について解説する。
1大阪大学大学院基礎工学研究科化学系専攻工博
2分析機器事業部ライフサイエンス部
※所属名は論文作成時のものです。
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