普通論文
コントロール法による不具合数見積りとその適用
島津評論 58〔1・2〕 77~82 (2001.12)
要旨
GUIを有するWindows(R)アプリケーションはイベントを発生させるためにコントロール(ボタンやリストボックス等)を使用しており,ソフトウェアの規模とコントロール数の間に相関関係があることは容易に推測できる。
本稿では,この関係を利用し一般的に知られているKLOCやファンクションポイントに代わって,コントロール数を計測することにより,Windows(R)アプリケーションのテスト開始時に潜在する不具合数を見積るモデルを提案する。さらに,この見積りモデルに対する検討と,実際のプロジェクトでの適用事例について報告する。
- ※Windowsは米国Microsoft Corp. の商標。
1ソフトウェア開発センター
※所属名は論文作成時のものです。
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