特集論文
汎用カラー超音波診断装置SDU-1200/SDU-2200
島津評論 57〔3・4〕 273~279 (2001.2)
要旨
超音波ドプラ診断装置は生体の組織診断,機能診断,血流動態の把握を非侵襲的に診断可能な装置として広く臨床現場に普及している。著者らは検査能力の向上,患者診断効率の向上をめざし,汎用カラー超音波診断装置SDU-1200とSDU-2200を開発した。この装置は最新の高速ASICを採用して,パラレル受信が可能なディジタルビームフォーマー,ディジタル演算処理,画像処理を行い高性能化を果たした。またWindows(R) NTをベースにしてDICOM接続など画像転送も容易にでき,さらに将来のアップグレード性を強化した。
1医用機器事業部 技術部
2ソフトウェア開発センター
※所属名は論文作成時のものです。
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