特集論文
ディジタルアンギオシステムDIGITEXαPlusの開発
島津評論 57〔3・4〕 211～218 (2001.2)
要旨
近年の血管造影検査におけるインターベンショナルラジオロジー(IVR)の普及に伴い，ディジタルアンギオシステムへの要求は変化してきている。今回著者らはIVR時代に適応したディジタルアンギオシステムDIGITEXαPlusを開発した。DIGITEXαPlusでは高性能100万画素CCDカメラ，および新開発の透視制御方式F. P. O.(Fluoro Power Optimizer)やコントラスト優先型撮影制御方式により透視，撮影画質が格段に向上した。また，低線量パルス透視の標準化による被曝低減の実現，ジョイスティック型画像コントローラの機能拡充などIVR支援機能の充実が図られている。
1医用機器事業部 技術部
2医用機器事業部 応用技術部
※所属名は論文作成時のものです。
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