島津評論 Vol.56[3・4](1999)
特集 環境分析・測定II

特集論文

電気集塵装置出口におけるNH3 濃度測定技術

高田修嗣1加賀見守男2矢田勝利3

島津評論 56〔3・4〕 105~109 (2000.2)

要旨

電気集塵器出口におけるNH3 ガス測定は,プラント設備の腐食を防止したり,余剰NH3 を削減するために必要不可欠な技術である。

しかしSO3(酸)とNH3(アルカリ)が共存する条件下では,化学反応によるNH3 ガスの吸脱着反応が起きるため,損失なくNH3 を測定することは困難とされていた。

今回確立したNH3 測定技術では,その阻害要因を特定することに成功し,より精度良くNH3 を測定することができるようになった。


1環境計測事業部 技術部
2三菱重工業株式会社 神戸造船所 機械・環境装置技術部
3三菱重工環境エンジニアリング株式会社 神戸事業所
※所属名は論文作成時のものです。

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