島津評論 Vol.55[2](1998)
特集 医用画像機器X

特集論文

超音波診断装置SDU-450

清水豊1宮高睦1小西良一1柴田眞明1岡崎秀樹1辻井貫也1加藤潤一1増田善紀1向田嘉宏1

島津評論 55〔2〕 205~210 (1998.10)

要旨

超音波が医学的診断領域に適用されて40年以上経過し,現在では超音波診断装置は臨床現場に広く普及している。 著者らは検出能力の向上,患者診断効率の向上を目標に超音波診断装置SDU-450を開発した。 この装置は,ビームフォーミングや信号処理の高性能化を果たしており,また10MHz以上の高周波領域を含む広い周波数帯域をカバーする。 また,幅広い臨床の要求に応えられるシステムとするため,各種ユーザーカスタマイズ機能や,機能性,アップグレード性も強化した。


1医用機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。

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