特集論文
島津レーザ回折式粒度分布測定装置 SALD-200 V の開発
島津評論 54〔3〕 201~207 (1997.10)
要旨
バーティカル(縦形)光学系を採用したレーザ回折式粒度分布測定装置 SALD-200V を開発した。
従来の装置に比べて,設置スペースで約60%以下のコンパクト化(社内比較)を達成しており,粒度測定範囲は最大 0.5~100 μm である。食品・飲料,化粧品,医薬品など,さまざまな分野・用途に使用できる。
本稿では,レーザ回折/散乱法の測定原理,SALD-200V の構造・測定データ例などを紹介する。
1試験計測事業部応用技術部
※所属名は論文作成時のものです。
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