特集論文
研究者支援・実験自動化支援用 LIMS&LAS
"CLASS サーバシステム"の開発
"CLASS サーバシステム"の開発
島津評論 54〔2〕 105~113 (1997.8)
要旨
液体クロマトグラフやガスクロマトグラフなどのクロマトグラムデータ管理における研究者の支援,および実験や分析の自動化支援を主目的としたLIMS(Laboratory Information Management System )& LAS(Laboratory Automation System)として“CLASS サーバシステム"を開発した。
本システムは GLP(Good Laboratory Practice)/GMP(Good Manufacturing Practice)に要求される機能をクライアント/サーバ型のLAN システムおよびデータベースを用いて実現している。
また,CLASS サーバシステムではASTM(American Society for Testing and Materials)の提唱する LIMS ガイドラインのLevel IIIに添ったワークフローに対応しており,分析スケジュールの発行からデータの収集・管理・レポート出力までを自動的に処理できるとともに,クロマト再解析機能や統計解析機能を有するクロマトデータ統合管理システムとなっている。
1分析機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。