特集論文
2次元画像分光システム SD-200 について
島津評論 54〔1〕 33~40 (1997.3)
要旨
遺伝子診断,ガンの細胞遺伝学などにおいて,染色体の構造や数の異常を検出することは重要である。この研究に適した装置として,2次元画像分光システム SD-200 を紹介する。SD-200 は,CCD カメラによって撮影したイメージの1ピクセルごとのスペクトルが得られ,空間分解能,波長分解能ともすぐれた製品であり,遺伝子関係の用途だけではなく,工業分野を含めた数多くの用途に使用できる装置である。
1分析機器事業部 技術部
※所属名は論文作成時のものです。
※島津評論に掲載されている情報は、論文発表当時のものです。記載されている製品は、既に取り扱っていない場合もございますので、ご了承ください。