カルニュー精密屈折計測定受託サービス

サービス概要

弊社の製品であるカルニュー精密屈折計KPR-3000、KPR-2000、KPR-30Aを用いた屈折率の測定を承ります。
KPR-3000、KPR-2000は測定にVブロック式を採用しており、固体試料の場合、面がスリ面でも測定可能です。KPR-30Aはアッベ式を採用しており、薄片・薄膜の測定が可能です。測定のご要望がございましたら、ぜひお問い合わせ下さい。

測定試料の形態

ガラス、樹脂、液体、薄片、薄膜

vblock

屈折率測定手法および使用機器

  • Vブロック式(精密屈折計 KPR-3000、KPR-2000)
  • アッベ式(精密屈折計 KPR-30A)

屈折率測定範囲および精度

  KPR-3000 KPR-2000 KPR-30A
範囲 1.25~2.05 1.25~2.30 1.20~1.97
精度 ±2x10-5 ±3x10-5 ±2x10-4
  • ※試料の特性などにより、精度が保証できない場合があります。

測定条件

1.波長(測定スペクトル線)

波長 [nm] 基準・推奨
波長(※)
スペクトル線記号 ランプ記号 KPR-3000 KPR-2000 KPR-30A
404.66 h Hg
435.83 g Hg
479.99 F' Cd
486.13 F H2
546.07 e Hg
587.56 d He
632.8 --- He-Neレーザー
643.85 C' Cd
656.27 C H2
785 --- 半導体レーザー
830 --- 半導体レーザー
1013.98 t Hg
1310 --- 半導体レーザー
1550 --- 半導体レーザー
  • ※基準波長および推奨波長は、光学材料、光学系及び光学機器、並びに眼用レンズの特性を記述するため、
      JIS B 7090:1999「光学及び光学機器―基準波長」(ISO 7944:1998)で規定されています。
  • ※「基準・推奨波長」欄の凡例(◎:基準波長、○:推奨波長)
  • ※試料の特性などにより、測定出来ない波長があります。
  • ※分散式計算により、上記波長以外の波長での屈折率の算出も可能です。

2.温度

KPR-3000:10~70℃、KPR-2000:10~70℃、KPR-30A:23℃