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2022年6月17日 | News & Notices スムーズな機器組込を可能とし,高速・高分解能・広波長範囲の検査を実現   レーザースペクトラムアナライザSPG-V500に制御ライブラリを標準で付属

レーザースペクトラムアナライザ「SPG-V500」

 

島津製作所は2022年6月17日より、レーザースペクトラムアナライザ「SPG-V500」に制御ライブラリを標準で付属し販売いたします。
レーザースペクトラムアナライザ「SPG-V500」は、600μmの大口径光ファイバにより装置への光の入射アライメントが簡易でありながら、0.04nmを超える高い波長分解能とリアルタイム測定が可能であり、独自の波長制御技術により185~1095nmの波長のレーザー測定に対応します。アレイセンサによる波長一括測定により、測定時間の大幅短縮や、個々のLDのモードホップを捉えることができます。
制御ライブラリにより、本装置をLDチップテスタ等のレーザー検査機器へ組み込み、お客様のソフトウェアから制御することが可能になります。
お客様のソフトウェア開発時の参考となる、制御ライブラリを使用したサンプルソフトおよびソースコードも合わせて付属します。

■ 制御ライブラリの機能
「初期化」「スペクトル測定」「波長校正(原点調整)」の3つの機能を実行することができます。
※制御ライブラリにスペクトル解析機能は含まれません。付属の専用ソフトウェアをご利用ください。

■ 制御ライブラリの仕様

動作環境 Windows10 Pro 64bit
制御ライブラリを使用したアプリケーションの開発環境 Visual Studio 2015以降
.Net Framework 4.6.1
開発言語 C# 32bit