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2019年5月27日 | お知らせ 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」 提言への賛同を表明

株式会社島津製作所は、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」による提言への賛同を表明しました。TCFDの提言に基づき、気候変動が事業に与えるリスク・機会の両面に関して、戦略・リスク管理・ガバナンスなどの観点から情報開示を進めていきます。

当社は、「Eco Solution Provider」として環境問題解決と事業成長を目指す環境経営を推進しています。とりわけ大きな社会課題である気候変動に対し、責任ある社会の一員として取り組んでいくため、事業活動における中長期のCO2排出量を2030年度に30%削減(2017年度比)する目標を定めました。今後、さらなる省エネ努力と再生可能エネルギー導入を進め、達成を目指していきます。提供する製品群の省エネ化や小型化を進め、環境負荷の低減を図っていきます。

総合分析機器メーカーである当社は、様々な製品やアプリケーションを開発し、お客様に最適なソリューションを提供しています。エネルギー分野では、太陽光発電、バイオマスエネルギーのほか、リチウムイオン電池や燃料電池などの研究開発や品質管理を支援しています。マテリアル分野では、脱炭素化に寄与する新素材の開発・製造・品質管理に貢献するなど、気候変動問題の解決に寄与する製品・サービスを提供してまいります。

気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)について

国際機関である金融安定理事会(FSB)により設立されたTCFDは、2017年6月に、気候変動による企業財務の不安定化リスクを低減するため、中長期に渡る気候変動に起因するリスクと機会を分析し、情報開示を推奨する提言を公表しました。
参考:https://www.fsb-tcfd.org/