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糟谷敏秀特許庁長官(左)から、当社の北岡光夫（CTO）が表彰状を受けました

島津製作所は、経済産業省 特許庁が実施する令和3年度「知財功労賞」で、特許庁長官表彰を受けました。知財功労賞の受賞は初めてです。

知財功労賞は、日本の知的財産権制度の発展・普及・啓発に貢献した個人および知的財産権制度を積極的に活用した企業などを表彰するものです。

受賞の理由

• 研究開発テーマを全体俯瞰し、事業部と協働してテーマごとに発明届出目標を設定し発明創出活動を展開しており、開発テーマと創出知財の紐づけて管理し、開発成果に対し漏れなく知財化している。特に、重要開発テーマは、開発計画初期段階で、競合との関係で強み弱みを知財的観点から徹底調査を行い、特許ポートフォリオの構築で強力な知財障壁を構築している。
• 知財の専門性を極めると共に、事業戦略、技術戦略を理解させることで、事業を牽引する知財を選別し、それを強い知財権として獲得できる能力を備えた人材を育成しており、社内代理のみで審判や審決取消訴訟にも対応をしている。また、重点事業に知財マイスター活動を展開し、自社の強みに知財障壁形成、他社製品との差別化によるビジネスを拡大している。
• パテントレビューポータルサイトを構築し、他社特許のレビューをペーパレス化することにより、複数人がサイト上で共有可能にしている。また、別テーマのレビューで先に検討した特許があれば表示される他、申し送り機能を装備し、過去レビューの結果が埋没しない仕組みを採用している。

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