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2026年6月19日 | プレスリリース 抗体医薬品やペプチド医薬品などの品質管理を支援
タンパク質の分析でプロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A SPD-40モデル」を国内外で発売

プロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A」エドマン分解部(右)と液体クロマトグラフ(左)

プロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A」エドマン分解部(右)と液体クロマトグラフ(左)

株式会社島津製作所は、6月19日にプロテインシーケンサ「PPSQ-51A/53A SPD-40モデル」を発売しました。本装置は、抗体医薬品やペプチド医薬品などの品質管理に求められるタンパク質のアミノ酸配列を分析でき、「ルーチン業務に適した扱いやすさ」「確実で信頼性のある分析性能」を備えています。サンプルのセット以降はアミノ酸配列の推定まで、全自動で実施します。当社は世界で唯一、プロテインシーケンサを製造・販売している企業です。

タンパク質はアミノ酸がつながった構造を持つ分子であり、アミノ酸の種類や順序によって機能が異なります。プロテインシーケンサは、タンパク質のN末端を一つずつ順番に切断する「エドマン分解」を装置内で行い、切断したアミノ酸をLCで分析することによって、未知のタンパク質のアミノ酸配列も簡単に分析することができます。

プロテインシーケンサの分析の原理

プロテインシーケンサの分析の原理

近年、ターゲットに対する特異性が高いため、副作用を抑えながら高い効果が期待されている抗体医薬品やペプチド医薬品の普及が進んでいます。これらの品質や安全性を確保するためには、アミノ酸配列の分析が重要であり、その役割を担うプロテインシーケンサの需要が高まっています。このような品質管理では「ルーチン業務に適した扱いやすさ」「確実で信頼性のある分析性能」を備えた装置が求められています。このたび発売した「PPSQ-51A/53A SPD-40モデル」は、保守性とデータの安定性に優れた検出器を採用した、扱いやすい分析システムです。サンプルをセットしてから、エドマン分解、LCによる分析、アミノ酸配列の推定を全て自動で実施できるため、作業者の熟練度にかかわらず、信頼性のある分析結果を簡単・確実に取得できます。

島津製作所は本年度からの新中期経営計画において、医薬品や食品などのライフサイエンス市場に引き続き注力していきます。研究開発や品質管理を支えるコア分析技術の高精度、高品質データの提供や、省力化のニーズに沿った製品を拡充してまいります。

  • ※タンパク質やペプチドを構成するアミノ酸鎖の末端構造のこと。抗体医薬品では、抗原(ターゲット)との結合に重要な領域がN末端側に存在する。

新製品の特長

1. 世界で唯一の製造・販売企業

当社は40年にわたって、プロテインシーケンサを製造・販売してきたパイオニア企業です。培ってきた技術をもとに、製薬企業の品質管理部門にとって扱いやすい製品を開発しました。

2. ルーチンワークに適した扱いやすさ

保守性とデータの安定性に優れた検出器を採用しており、作業者の熟練度に左右されない分析結果を提供します。精製したタンパク質と専用の試薬をセットするだけで分析を開始できるため、簡単にお使いいただけます。

3. 簡単かつ確実な分析システム

オプションのソフトウェア「LabSolutions PPSQ」では、エドマン分解の反応プログラムやLCの分析条件が最適化されており、分析条件の検討が不要です。LC分析後に得られたクロマトグラムからタンパク質のアミノ酸配列を自動で推定します。分析業務のデータ管理とネットワーク運用を効率化する分析データベースシステム「LabSolutions DB/CS」は、データインテグリティへの対応を支援します。

価格 2130万円~(税込み)

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