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2023年4月6日 | プレスリリース
新物流棟「Shimadzu Logistics Center Kyoto」を開設
生産能力拡大と物流の効率化を目指す
島津製作所は、京都府向日市の高機能型物流施設「Landport 京都南」に新物流棟「Shimadzu Logistics Center Kyoto」を開設しました。同施設を運営する野村不動産株式会社と賃貸契約を締結し、4月11日から稼働します。
「Shimadzu Logistics Center Kyoto」外観
現在、当社は液体クロマトグラフ質量分析計などの主要製品を京都市の本社工場で生産しています。新物流棟では、分析計測機器の組み立てに必要な部材を保管します。本社工場に保管している部材を新物流棟に移動させることで、生産スペースを拡大し、生産機種拡大と自動化を進めます。また社内外11カ所にある倉庫を、新物流棟と社内倉庫2カ所に集約し、人員配置の最適化や拠点間の輸送費を削減します。「Shimadzu Logistics Center Kyoto」は本社から車で30分、京都南インターチェンジから15分で交通アクセスに優れており、効率的な配送を実現します。
今後は自動化の設備を取り入れやすい天井高のある新物流棟で、ピッキング作業を担うロボットなどを導入する予定です。倉庫の集約や倉庫内作業の自動化により物流関連費用を削減し、年2.4億円相当の利益改善を見込んでいます。新物流棟の開設は、新中期経営計画で掲げる「製造BCM(Business Continuity Management)の強靭化」「製造DX」の一環となります。Landportシリーズの特長として太陽光発電システムが設置されており、倉庫集約による運送車両の削減など環境にも配慮した物流拠点を目指します。島津製作所は「Shimadzu Logistics Center Kyoto」の活用を通して、効率的なモノ作りの体制を構築し、製品を安定供給してまいります。