工業炉による車載部品向けセラミックス素材の焼結
パワーモジュール用セラミックス放熱板、モータ用ベアリングのセラミックス製造に貢献
モビリティの電動化と高効率化

車載用途で需要が急拡大するセラミックス素材

“車載用セラミックスはパワートレイン、流体制御、電子機器、プラグ、酸素センサ他複数の用途で採用されています。更にHEV、EVでは大容量の駆動モータを制御するパワーコントロールユニットには高電圧・高速スイッチングに耐えられるよう、高い放熱性、高耐圧・放熱性の絶縁材料としてセラミックス放熱板、また駆動モータベアリングの軽量化と高信頼性からセラミックスベアリングの採用が進んでいます。

セラミックス素材の製造工程に欠かせない焼結

セラミックス製品は、粉末状のセラミックスにバインダーを混ぜて形状を作り、脱脂後に高圧・高温下で焼結を行います。

島津製作所の工業炉は、温度と圧力の制御精度を特長としており、自動車業界で多数の実績があります。*

  • 【図 セラミックス製品例:パワーデバイス】

【図 セラミックス製品例:ベアリング】

高温・高圧で焼結を実現する島津製作所の工業炉

セラミックスは、2,000℃以上の高温と、10気圧程度の圧力で焼結されます。温度と圧力が不安定だと、十分な強度や特性が得られず、空孔が残留することがあります。

島津製作所の工業炉は、独自の炉内構造により、炉内温度と圧力を高精度に制御できます。この技術は、多くのお客様から高い評価を得ています。

お客様のパートナーとしてオーダーメイドで製造

お客様が求める条件は多種多様です。島津製作所では、温度帯、圧力帯、サイズやレイアウトなど、お客様の要求仕様に合わせて一品一様で製造しています。様々な条件に柔軟に対応でき、導入しやすさも特長としています。

工業炉は、今後の実用化が期待される全固体電池の負極や、航空部品として用いられる絶縁放熱素材などの焼結にも利用されます。次世代モビリティ分野の今後の発展を支えます。

※工業炉は島津産機システムズ株式会社にて製造・販売しています。

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