三軸磁力計MB162形は、微小磁界の検出において、島津の持つ豊かな経験と技術を結集して開発した装置です。磁界の検出は高感度なフラックスゲート方式で、地球磁界を「安定」に「高い分解能」で測定できます。 高感度磁力計の性能は各地のフィールドで実証されています。

用途
- 地磁気観測・地質調査・部品材料の磁性検査・その他電磁気の研究など
特長
- 三軸ベクトル磁界測定
- 高安定度0.1nT/日
- 極微小温度ドリフト0.3nT/℃
- 高分解能0.1nT
- 一定磁界中の微小磁界変化を測定(一定磁界を補償回路で打ち消します。)
- アナログおよびディジタル出力表示(ディジタル表示は平均値で、切換により1s/10s/60sのデータ平均値を出力することができます。)
- 方位調整用発音体(発音が「連続→断続音→無音」となるように方位調整を行います。 )
仕様/構成
測定範囲 | 0~±50μT (定磁界補償範囲) |
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周波数帯域 | DC~5Hz、1Hz、0.1Hz (切替) |
分解能 | 0.1nT (最小測定感度レンジにて) |
電源 | AC100V±10V 50/60Hz |
消費電力 | 20VA(アナログ)、25VA(ディジタル) |
構成 | 制御器1台、検出器1台、ケーブル(50m標準)1本 |
- ※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
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営業本部 インダストリー営業部 システムソリューションG
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