STF-1NⅡ形

小型ワークの高精度な2面アンバランス測定に最適です。

島津動釣合試験機SGB/STBシリーズは優れた精度、信頼性、作業性をもつバランサとして高く評価され、小型回転部品の釣り合わせラインで広くご採用いただいております。SGB/STBシリーズより1ランク高い感度を持つSGF/STFシリーズは超精密ワークや高速回転ワークに適用して、高い精度で2面釣り合わせすることができる高性能シリーズです。

特長

  • 小型ワーク向きの高感度形バランサです。
  • ワーク重量0.01kg~100kgまでのワークに対応。(重量に応じて6機種をシリーズ化)
  • 実ワークを用いた感度校正を行うのでフルスケール誤差が非常に小さく、また、高い面分離精度が得られます。
  • ムービングコイル形ピックアップの採用により高いS/N比を実現しています。

製品検索

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仕様

形式 STF-1NⅡ形
試験体重量(kg) 0.01~1
試験体最大直径(mm) 200
ベルト掛け最大胴径(mm) 150
軸受け間距離
(mm)
50~450
試験体軸径(注1) (mm) 5~15
駆動電動機(w) 200(可変速)
軸受け形式(注1) ローラ軸受1種
到達最小比不つりあい
(注2) (µm)
0.05(最大試験体重量における偏重心距離)
片面当たりの
到達最小不つりあい(g・mm)
0.005
試験速度(注3)(rpm) 700~3600(試験体外径寸法などによる)
ベルト駆動方式(注4) 上方タンジェンシャル駆動
大きさ(幅×奥行×高さ mm) 830×900×1500
機械本体重量(kg) 300
電源 単相 200V 15A 3KVA

評価対象

ターボチャージャ、ACサーボモータ、高速スピンドル、ジャイロスコープ、シロッコファン、自動車部品、回転体全般
(注1) 標準仕様では軸受は1種類ですが、ご要求により特形軸受も別途お見積りいたします。
(注2) 到達最小比不つりあいは試験体重量や測定回転数などにより異なりますので詳しくは別途感度線図をご参照ください。
(注3) 試験速度は試験体の形状や重量により更に高速まで回転させることができます。
(注4) ご要求により上方タンジェンシャル形以外も可能です。

※外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。