SGB-10NⅡ形

小型ワークの高精度な2面アンバランス測定に最適です。

島津動釣合試験機SGB/STBシリーズは優れた精度、信頼性、作業性をもつバランサとして高く評価され、小型回転部品の釣り合わせラインで広くご採用いただいております。SGB/STBシリーズはテーブル上で作業が行える小型タイプの2面釣り合わせバランサです。

特長

  • 小型ワーク向きの高感度形バランサです。
  • ワーク重量0.001kg~30kgまでのワークに対応。(重量に応じて6機種をシリーズ化)
  • 実ワークを用いた感度校正を行うのでフルスケール誤差が非常に小さく、また、高い面分離精度が得られます。
  • ムービングコイル形ピックアップの採用により高いS/N比を実現しています。

製品検索

各種条件を入力して、最適な島津バランシングマシン製品を絞り込むことが出来ます。

仕様

形式 SGB-10NⅡ形
試験体重量(kg) 0.1~10
試験体最大直径(mm) 300
ベルト掛け最大胴径(mm) 150
軸受け間距離(mm) 60~520
試験体軸径(注1) (mm) 5~25
駆動電動機(w) 200(可変速)
軸受け形式(注1) ローラ軸受1種
到達最小比不つりあい
(注2) (µm)
0.1
(最大重量試験体重量における偏重心距離)
片面当たりの
到達最小不つりあい(g・mm)
0.1
試験速度(注3)(rpm) 700~3600
(試験体外径寸法などによる)
ベルト駆動方式(注4) 下方タンジェンシャルおよび巻き付け駆動
大きさ(幅×奥行×高さmm) 650×590×520
機械本体重量(kg) 200
電源 単相 200V 10A 2KVA

評価対象

小型モータ、小型ロータ、ファン、ハードディスク、ポリゴンミラー 高速回転体、回転体全般
(注1) 標準仕様では軸受は1種類ですが、ご要求により特形軸受も別途お見積りいたします。
(注2) 到達最小比不つりあいは試験体重量や測定回転数などにより異なりますので詳しくは別途感度線図をご参照ください。
(注3) 試験速度は試験体の形状や重量により更に高速まで回転させることができます。
(注4) ご要求により上方タンジェンシャル形も可能です。

※外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。