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(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。

あなたの「生活の質」度チェック

  

現在は「病気かどうか」を診ることから、「健康度はどれくらいか」を診ることで、早め早めに対応して健康長寿を目指そうという考え方が主流になってきています。普段の生活習慣から生活の質=QOL(Quality of Life)をチェックして、自分の健康度を下げているポイントを改善していきましょう。

【QOLチェック】

カテゴリーA 〈食生活〉

よく噛まずに食べる YES NO
食事時間がまちまちである YES NO
朝食はとらないか、とっても少しだけ YES NO
昼食にかける時間は10分くらいだ YES NO
野菜はあまり食べない YES NO
酒の席では、あまりつまみはとらない YES NO
醤油やソースなど調味料はたっぷりかける YES NO

カテゴリーB 〈運動〉

階段よりエレベーターやエスカレーター YES NO
すぐにタクシーに乗ってしまう YES NO
仕事はデスクワークがほとんどだ YES NO
歩く時間は1日15分以下である YES NO
休日は家でごろごろしていることが多い YES NO
少し動いただけで、息切れがする YES NO
定期的な運動はしていない YES NO

カテゴリーC 〈代謝〉

カラダがむくみやすい YES NO
上半身より下半身に肉がついている YES NO
便秘になりやすい YES NO
最近太ってきた YES NO
汗はあまりかかない YES NO
トイレに行く回数が少ないほうだ YES NO
最近、疲れやすい YES NO

カテゴリーD 〈ダメージ〉

喫煙者である YES NO
エアコンの部屋にいる時間が長い YES NO
肌がかさつく YES NO
目の下にいつもクマができている YES NO
毛穴が目立っている YES NO
ジャンクフードが大好き YES NO
睡眠不足だ YES NO

カテゴリーE 〈ストレス〉

食欲がない、もしくはドカ食いをする YES NO
ちょっとしたことでイライラする YES NO
転職・転居など環境の変化が大きい YES NO
目が疲れやすい YES NO
悩みを相談できる相手がいない YES NO
趣味は特にない YES NO
肩や背中のコリがひどい YES NO

結果あなたのQOLバランスはどんな形?

カテゴリーA~Eごとに、YESの数を上の目盛りに記し、各点を結んでみましょう。小さくて形のきれいな五角形になっていれば、あなたのQOL(生活の質)はなかなかの高レベル。何ヵ所か突出しているところがあれば、そこがあなたのQOLを下げている原因です。これを機に、生活習慣を見直してみましょう。

〈食生活〉の改善……… 「ひと口20回かむ、20分かけてゆっくり食べる」習慣をつけよう
〈運動不足〉の改善…… 歩く時間を増やそう。まずはいつもの2割増。目標は、1万歩!
〈代謝レベル〉の改善… 代謝を上げるには、こまめな運動やリンパマッサージを
〈ダメージ〉の軽減…… 人間が本来持つ抵抗力を高めるのに、深い呼吸を心がけよう
〈ストレス〉のリセット… 質のいい睡眠で、ストレスをリセットしよう。寝る前の半身浴も効果的

順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座 准教授

監修:青木 晃(あおき あきら)

1961年東京都生まれ。1988年防衛医大卒。統合医療による内科的アンチエイジング医療を第一線の臨床で実践するアンチエイジング医学の第一人者。アンチエイジングダイエット、QOLドックの提唱者でもある。TV、ラジオ、雑誌、講演会などのフィールドでも幅広く活躍中。

(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。