技術者の本気は、ここまで面白い
「魔改造の夜 THE MUSEUM IN KANSAI」で見せたS津製作所の熱意

6階のモンスター展示ブース
ここはまるで、モノづくり好きが集う“大人の文化祭”―――3月28日・29日の2日間、大阪工業大学 梅田キャンパスで開催された「魔改造の夜 THE MUSEUM IN KANSAI」は、一時入場制限がかかるほどの盛況ぶりとなりました。当社は「S津製作所」として出展。NHKの人気番組「魔改造の夜」で生まれた“モンスター”の実機展示に加え、技術者による実演・解説ステージ、体験型ワークショップを通じて、延べ3,000人の来場者と直接交流する貴重な機会となりました。

当社の技術者たち。「S津製作所」ブースと“魔改造”したモンスター前で撮影
無理難題に技術者が本気で挑む
NHKの人気番組「魔改造の夜」
「魔改造の夜」は、おもちゃや家電を常識外れの発想で“魔改造”し、技術力とアイデアを競うNHKの技術開発エンターテインメント番組です。課されるテーマは、いずれも一筋縄ではいかないものばかり。その開発過程を約1か月半にわたって追いかけるドキュメンタリー性も相まって、モノづくり好きのみならず、多くの視聴者の共感を集めています。
当社は2024年11月28日放送の「恐竜ちゃん缶蹴り」と、2025年1月30日放送の「ビニール傘 滞空時間マッチ」に「S津製作所」として出演しました。
恐竜が缶を蹴る!ビニール傘が空を飛ぶ!
会場を沸かせたモンスター実演ステージ
イベント最大の見どころが、モンスターの実演・解説ステージです。当社は3月29日に「Pナソニック」と共同出演。550人の観客が見守る中、21人の技術者が登壇しました。司会は番組でもおなじみの矢野武アナウンサー。「番組終了後に社内表彰を受けたこと」や「開発の裏話」が語られた後、いよいよモンスターの実演が始まります。
島津製作所の「S」マークで登場
番組でもおなじみの矢野武アナウンサーが実況
左から恐竜チームリーダーの日比柾宏、傘チームリーダーの古田哲朗、代表の井上信治
モンスターの「魔砲恐竜カノンちゃん」の説明をする日比柾宏
一度は失敗したものの、現場で調整を重ね、「雄叫びの後に走り出し、缶を蹴り飛ばすこと」に成功。会場は大きな歓声と拍手に包まれました。

次は「ビニール傘 滞空時間マッチ」の実演です。番組本番では「3秒」だった記録に対し、「理論上この傘は飛び続けることができる」と考えたメンバーがさらなる改良を続け、新しい機体を開発。ステージ上での実演に挑みました。
リーダーの古田哲朗が、番組本番時のモンスターについて紹介
改良した新しい機体について飯嶋勇樹が紹介
矢野武アナウンサーの「S津製作所に悪魔の降臨です」というかけ声に合わせて、バサバサッ!と大きな音を立てて浮上。安定したホバリングを30秒間披露し、会場はどよめきに包まれ、実演後も拍手が鳴りやむことはありませんでした。

安定した滞空を見せた新機体「バサバサカサフライさま」

島津製作所の「S」ポーズで、観客やPナソニックのメンバーとともに記念撮影
モノづくり好きの熱気で包まれたモンスター展示
6階の出展ブースではモンスターを間近で見ながら技術者と直接会話できるとあって、常に人だかりができていました。「この加工、どうやったんですか?」「傘の軸にこの素材を選んだのはなぜ?」など様々な質問を受け、普段は寡黙な技術者が饒舌になる瞬間が、そこかしこで見られました。
島津製作所ブース。モンスターの技術や番組本番までの裏話を記載したタブロイド紙や、ステッカーをプレゼントした
モンスターの前で技術者と参加者が交流
技術者が3Dプリンターで製作した
オリジナルスタンプのワークショップ
2階の企業説明・交流ブースでは、技術者がデザインし、3Dプリンターで製作したオリジナルスタンプを使ったワークショップを実施し、学生や家族連れを含む多くの来場者でにぎわいました。
技術者が3Dプリンターで製作した、魔改造の夜で生まれた“モンスター”のスタンプ
参加者の中には、何度も体験を楽しむ子どもたちも
出展担当者のコメント
「老若男女問わず、モノづくり好きの方々と直接話せたことは、エンジニアとしてこの上なく幸せな時間でした」――これは、出展を終えた当社技術者の言葉です。自らの技術を伝え、喜ばれる体験を通じて、自分自身への誇りと自信を改めて実感する機会となりました。これからも、1875年の創業以来受け継がれる「御好次第何品ニテモ製造仕候也」(ご要望に応じて、どんなものでもおつくりします)という精神、そして「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、私たちは挑戦を続けていきます。
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