テニスチームSHIMADZU Breakers
団体・個人戦で見せた勇姿
当社テニスチーム「SHIMADZU Breakers」(以下、Breakers)が、2月の「第39回テニス日本リーグ」決勝トーナメントと、3月の「第60回島津全日本室内テニス選手権大会」に出場しました。団体・個人戦それぞれで、熱い試合が繰り広げられました。
実業団チームの日本一を決める戦い
第39回テニス日本リーグでBreakers準優勝
2月14日~16日まで東京体育館で開催された「第39回テニス日本リーグ」決勝トーナメントでは、2024年12月と2025年1月の予選ブロックを勝ち上がった女子全6チームで実業団の頂点を争いました。
第39回テニス日本リーグで準決勝したBreakers。
後列左から千坂英子アシスタントコーチ、加治遥選手、永田杏里選手、山﨑郁美選手、
小森ひろ子渉外担当・部長補佐、前列左から押野紗穂コーチ、堤華蓮選手、松本安莉選手、桑田寛子選手、
西本恵ヘッドコーチ ※役職は大会当時のもの
2月15日の準決勝で橋本総業に2-1で勝利したBreakersは、翌日に橋本総業ホールディングスとの決勝戦を迎えます。シングルス2の山﨑郁美選手が同世代の坂詰姫野選手と対戦しました。坂詰選手の粘り強いプレーに必死に食らいつくも、あと一歩及ばず6-7(3).6-7(2)で敗れました。

シングルス2 山﨑郁美選手

シングルス1 加治遥選手
エース対決となったシングルス1の加治遥選手と岡村恭香選手の対戦は、加治選手が岡村選手との激しい打ち合いを制し、6-2.6-4で勝利します。続くダブルスでは桑田寛子選手・松本安莉選手ペアが、森崎可南子選手・小堀桃子選手ペアに健闘するも、3-6.4-6で敗れました。


ダブルス 桑田寛子選手(左)・松本安莉選手ペア
個人表彰では加治選手が最優秀選手賞、山﨑選手が最優秀新人選手賞と優秀選手賞を受賞し、桑田選手がシングルスで通算50勝達成のプラチナメダルを獲得しました。
桑田選手がダブルスベスト4
第60回島津全日本室内テニス選手権大会
当社が特別協賛する「第60回島津全日本室内テニス選手権大会」が、3月4日~16日まで島津アリーナ京都(京都府立体育館)で開催されました。男子は国内主要大会として、女子は賞金総額4万ドルの国際大会として開催し、Breakersの選手も全6名が出場しました。

ダブルスベスト4の桑田選手(右)・Giavara選手ペア

Breakersでは、ダブルスで桑田寛子選手・Haley Giavara選手(USA)ペアのベスト4が最高成績となりました。

松本選手(右)・堤選手ペア

永田選手(左)・光崎楓奈選手(プロ・フリー)ペア

山﨑選手

加治選手
大会最終日には、女子シングルスの決勝戦を前に元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんをコーチに招いたテニスクリニックが開催されました。松岡さんは1995年に世界4大大会の一つである「ウィンブルドン選手権」でベスト8を達成されました。プロツアー卒業後はテニス活性化プロジェクト「修造チャレンジ」を設立し、ジュニアの育成とテニス界の発展に取り組んでおられます。
松岡さんによるテニスクリニックには100人以上が参加しました。第1部は、事前に選ばれた4つの中学校・高校の硬式テニス部員20人を対象に、ダブルス強化をテーマにした熱血指導が行われました。第2部は、小学生から大人のテニス経験者93人を対象に、明るく笑いを交えた楽しいレッスンで技術向上のコツを伝授しました。
テニスクリニックの後には京都両洋高校の吹奏楽部が、おなじみのクラシック曲など、迫力ある演奏を披露しました。会場には、大会期間を通して約2,500人が観戦に訪れました。
第60回島津全日本室内テニス選手権大会の優勝者は以下の通りです。
シングルス優勝 | ダブルス優勝 | |
---|---|---|
男子 | 田中佑選手(筑波大学) | 中川舜祐選手・ 楠原悠介選手(伊予銀行)ペア |
女子 | 齋藤咲良選手(富士薬品) | 今村咲選手(EMシステムズ)・ Sohyun Park選手(KOR)ペア |
松本安莉選手 テニス選手生活に区切り
この「第60回島津全日本室内テニス選手権大会」は、松本安莉選手の現役選手として最後の大会となりました。松本選手は2020年に島津製作所に入社しました。以来、社員選手として広報や環境経営に関する業務を担当しながら、テニススキルにおいても日々、研鑽を積んできました。
松本選手のコメント
これまで応援していただき、本当にありがとうございました。大会会場やSNSでのファンの皆さんからの温かいお声がけに励まされ、どんな状況でも諦めずに進み続けることができました。SHIMADZU Breakersというチームで5年間プレーできたことは私にとって大きな誇りです。4月からはコーチとして、自分が経験してきたことを後輩に伝え、再びチームを日本一にできるようこれまで以上に努力してまいります。今後もSHIMADZU Breakersへのご声援をよろしくお願いいたします。

第59回島津全日本室内テニス選手権大会(2024)
押野選手(現・コーチ)とのペアでダブルス準優勝

第39回テニス日本リーグ予選ブロック(2024年12月)堤選手とのダブルスで勝ち星をあげた


第39回テニス日本リーグ決勝トーナメント(2025年2月)
「決勝トーナメントでの試合は初めてでしたが、ペアの桑田選手のリードもあり、大舞台でのテニスを楽しむことができました」(松本)
